地元を愛し、
地域を元気に!

2018.11.19

夫婦で立ち上げた『ラーメン康』

KOH株式会社が運営する、『ラーメン康』は、社長である母・藤井陽子さんを中心に、 その家族と社員で営業しているラーメン店(広島県三原市本郷町)。 先代である藤井社長のご主人・康彦さんが若くして亡くなられた後も、家族が力を合わせ、 父の意思を受け継ぎ、その大切な店を引き継いでいこうと決意。地域の皆さんの支えもあり、 お店の運営はもちろん、地元三原市の地域活性化にも積極的に取り組んでいました。


地域の資源を活かし、地元の魅力を発信!

『ラーメン康』は広島県三原市本郷町にあります。三原市の名産品といえば「タコ」。
三原市はかつて、遠浅な海に囲まれた城下町でした。この遠浅の海がタコには良い環境となり、三原市の名物となっています。
『ラーメン康』では、おいしいラーメンはもちろん、三原市のタコを活かした「たこ天丼」も有名です。「ひろしまフードフェスティバル2011 ええじゃん!どん選手権」グランプリを受賞した商品です。

甘くて、柔らかいのにしっかりとした噛みごたえもある、三原市自慢の「たこ」をたくさんの人に食べてもらいたい、三原の魅力を伝えたいとの思いから、開発されました。積極的にイベントにも参加し、「たこ天丼」を広めています。また、この商品を、インターネットを通じて日本全国の皆様にもご紹介したいと考え、中国新聞社も協力し、全国の地方 新聞社厳選の地域の逸品を紹介するECサイト「47CLUB」への出店も行っています。


試練、西日本豪雨災害

『ラーメン康』を試練が襲ったのは、2018年7月でした。西日本豪雨災害。三原市本郷町は3日降り続いた雨で町中が浸水しました。

藤井社長はじめ、社員たちが店に入ったのは、水が引いたあと。店内はさんたんたる状態でした。壁も床も泥に浸かり、テーブルやいす、棚、備品類は散乱。商品はもちろん厨房機器も一切を廃棄せざるを得ない状況になりました。それまで大切にしていた店のすべてがゴミになってしまったのです。

災害直後は、とにかく片付けることだけしか考えられなかったと藤井社長らは言います。7月の猛暑の中、しかも断水のため水が出ず、ポンプで裏の水路から水を引いて、とにかく店内外を水で洗い流し続ける毎日でした。


本郷の街に笑顔を!営業再開に向けた奮闘

本当に再開できるのかとくじけそうになったと藤井社長。しかし、多くの方の「再開したら食べに行くよ」という声を聞き、本郷店1店舗体制での再開を目指すことにしました。
店の再開にかかる莫大な費用は、クラウドファンディングで支援を呼びかけました。100万を超えるお金が集まり、再開に向けて動き出しています。

現在、『ラーメン康』本郷店は、年内の再開に向けて店内改装工事を行っています。本格開店までは、駐車場で特設テントと飲食ブースを設けて臨時営業を行っています。(※2018年12月4日から営業再開予定)


地域に生き、地域に暮し、地域を活かす。

家族や社員たちが力を合わせて、地域を元気にするために、自粛ムードを率先して壊していこう、前を向いていこうと現在も日々奮闘しています。
『ラーメン康』を応援する一番の方法は、広島県三原市に出かけ、お店で食べてもらうこと。そして自慢の「たこ天丼」をお求めいただくことです。
『ラーメン康』の再開と地域の活性化に向けて、応援し続けていきたいと思います。


たこラー油

KOH株式会社


執筆者情報

中国新聞社東京支社営業部
福本由紀

中国新聞社入社以来、事業部門で中国新聞社主催事業の企画運営実施に携わったのち、 ECサイト47CLUB広島県内出店店舗支援担当、2017年から自社EC運営。 現在は東京支社に在籍、EC運営を行いながら全国の地方紙との連携業務を担当。