ホームオフィス: 最新電化製品と伝統の交差

2019.02.07 執筆者 : A.F. タグ : Home Office

日本の伝統工芸における優美なデザインや紋様は世界的に有名ですが、それに加えて、最先端のエレクトロニクス製品も世界中で良く知られています。このため古くて新しい二つの世界が美しく融合しているような製品を見つけると、とてもわくわくします。


株式会社朝日電機製作所の「九谷焼」(日本の磁器)USBメモリ

一見すると、これらのUSBメモリは、滑らかなサテンが張り込まれた箱の中に入っている箸置きと間違えるかもしれません。石川県は日本の多くの伝統工芸が生み出されてきた地域ですが、数世紀にわたって美しい磁器や陶器の数々が食卓を優美に彩るために生産されてきた地域でもあります。現在ではこの伝統技術はダイニングルールから飛び出してオフィスや作業場も美しく彩るようになっています。

光沢のある表面に模様が施されていて、光をあてるとキラキラと反射しますが、手に持つとシンプルな磁器であり、それでいて指先に馴染んで癒されるように感じられるのは実に予想外でした。

今回取り上げた磁器は、新しい技術が取り入れられています。製造メーカーは、モダンな色合いと伝統的な模様をうまく選択しています。いくつもの異なる様式が組み合わせられているのを見ていると、私は自分にどれが一番ふさわしいのか、非常に迷ってしまう程でした。次回、企業でのプレゼンテーションで、スライドが入っているUSBを求められたときに、この小さなアート作品の一つを無造作に渡して相手の反応を見るのがとても楽しみです!

これらの豪華なUSBメモリにはいくつか注意すべき点もあります。まず、本物の磁器で出来ているので落とさないようにしなければなりません。それ以外にも、16GBと若干少ない記憶容量となっています。しかし、このUSBメモリは個人的なデータやプレゼンテーションに用いることで、さらに意義深くなると思っています。このメモリは、ビールジョッキのように大量のデータを取り扱う不格好なものとは対照的に、お気に入りの磁器製ティーカップのようにあなたの最も大切なファイルを入れておける大好きなメモリになるのではないでしょうか。


九谷焼USBメモリ

株式会社朝日電機製作所
石川県白山市旭丘1丁目10番地


株式会社朝日電機製作所の「金箔マウス」と「うるしマウス」(漆器)

現代のエレクトロニクスに伝統工芸を応用することをテーマに、金箔や漆器で有名な石川県の職人たちが、どこで使っても必ず注目を集めるようなコンピュータマウスのシリーズを製作しました。

このシリーズのなかでは金箔マウスがおそらく一番印象強いでしょう。本物のK23の金箔を使っており、滑らかな表面に繊細な金箔を貼り付けることで作り出された細いラインからなる美しい渦巻きの模様が見られます。それは黒と金のパッケージの箱の窓から見ることができます。ワイヤレスレーザーマウスなのでUSBレシーバー経由で簡単に接続できて他のマウスと同じように動作しながらデスク上に洗練された優雅な雰囲気をかもしだしてくれます。金箔マウスを手にすれば、たちまち何かとても重要な物事を実現しているような気分になれます。たとえ次にやることが後で飲みに行こうと友達にメールすることだったとしても。

同シリーズの金箔マウスと同じように、このマウスにも石川県産の漆が使われており手作業によって完成された製品になっています。箱に書いてある説明によると、この漆器は山中漆器というものですが、山中漆器についてよく知らない方にとって、このマウスは単に表面に日本の本物の漆が塗られただけだと思いますが、手作業で生産されているので、このコンピュータマウスを見ると職人による刷毛目の跡は一つとして同じ模様のものはないことが分かります。

濃い赤と金、銅と黒、どちらのモデルも洗練された雰囲気がありデスクの上で強烈に主張することなく落ち着いた美しさがあり、目障りな存在感はありません。USBメモリと同じように、考え込んだりしている瞬間でも自分の指が表面によく馴染んでいることに気づきます。この製品がストレス解消用のデバイスとして売り出されないことを、何か物足りないと実際のところ思うのです。


金箔マウス

株式会社朝日電機製作所
石川県白山市旭丘1丁目10番地



うるしマウス

株式会社朝日電機製作所
石川県白山市旭丘1丁目10番地


株式会社ワイ・エス・エムの「NIGHT BOOK」(ライト)

オフィスデスク用にアイテムを探し求めたのが、NIGHT BOOKのやさしい光でした。ハードケースのなかに入った薄い雑誌ぐらいの厚さでできています。中に入っている本を引き出すと内部のライトが点灯して擦りガラスになった「ページ」を通して光が照らし出されます。この光はものすごく魅力的です。光量はどれぐらい「本」を引き出すかで調節できますし、たくさん引き出すほど明るくなります。一般的な使い方として、デスクや棚の上に真っすぐに立てた本のなかの一冊のようにも使えますが、テーブルの上に水平に寝かせて置いてその上に小さなアイテムを積み重ねたり、あるいはその上に水平に本を積み重ねて使うこともできます。

NIGHT BOOKがデスクの上にあればステキですし、ベッドサイドやリビングルームのテーブルの片隅で使うのもお薦め。カラーは、グレー、ネイビー、ホワイトがあります。


NIGHT BOOK

株式会社ワイ・エス・エム
埼玉県八潮市二丁目342-1


執筆者情報

A.F.

海外留学プログラムで大学生として日本に1年間留学し、日本が大好きになったのと同時に日本 で夫と出会い、1年の留学予定が、現在では日本在住15年となる。好きな日本食は和菓子などの日本のお菓子。